JR西日本は10月24日に新快速の一部に「有料座席」を導入することを発表しました。
その名は「Aシート」。
導入開始は来年2019年の春です。
JR西日本で走っているJR神戸線、JR京都線、琵琶湖線の新快速が対象となります。
有料座席だけに車両に入ると座席をはじめとしたすべてに「快適性」を高めています。
JR東日本では「グリーン車」が有料座席ですでにありますが、そのJR西日本版となりますね。
グリーン車は快適な座席となっていますが、Aシートはどうなんでしょうか?
いまから来年の春が楽しみですね。
そんな中、すでにAシートに注目と期待が集まっています。
「Aシートってどれだけ快適なんだろう?」
「Aシートって座席指定があるの?」
「Aシートは予約できるの?」
っていう興味と疑問がネット上にあがっています。
たしかに今まで乗っていた新快速に有料座席ができるなんて初めてのことですからね。
どんな座席なのか期待してしまいます。
そこで今回は「Aシートの快適性と座席指定や予約ができるのかどうか?」についてお伝えします。
この記事を読むことで。Aシートのことを詳しく知ることができますよ!
それでは行ってみましょう!
新快速Aシートの快適性!コンセントにWiFiあり
JR西日本の新快速の一部で来年の春から運行を開始する「Aシート」。
着席料金は一律500円。
一両につき46席が定員になります。
内装は落ち着いた感じで、普通座席との大きい違いは、座席にリクライニング機能とテーブルがついていること。
長距離を乗る場合でも快適に過ごせるように、座席を倒せるようになっているのはいいですね。
またテーブルがついているので、何か飲物を置いたりちょっとしたカバンを置くことも可能です。
ちなみにJR東日本のグリーン車は、乗客のほとんどが座席をリクライニングで倒しているので、Aシートも座席が倒せるのは快適でありがたいですね。
さらにAシートの快適性は座席だけではありません。
なんと全座席に電源コンセントがついているんです!
これはJR西日本の在来線でははじめてのこと。
全座席っていうのがありがたいですね。
新幹線でも電源コンセントを使えるのは窓側だけですし。
JR東日本のグリーン車にはそもそもそんなサービスはありません。
さらに驚くのは、車両には無料WiFiが設置されます!
Aシートを利用する乗客はだれでも無料でWiFiを活用することができるわけです。
これはありがたいですね。
「電源コンセント+無料WiFi」があるので、車両の中で何でもできてしまいます。
ビジネスマンが通勤中にPCでサクッと仕事を片付けてしまうことも可能。
スマホを充電しながら、WiFiを使ってネット接続することもできますね。
これはとても快適です!
また車両には荷物スペースもあるので、大型の旅行用のカバンなどは荷物スペースに邪魔にならないように置くことができるんです。
ほんと快適な空間を利用することができますね。
こんな快適なAシートですが、どんな感じで利用できるのでしょうか?
座席指定や予約はできるのでしょうか?
つづいてはAシートの利用方法について紹介しますね。
新快速Aシートの座席指定や予約は?
新快速のAシートの利用方法はどうなるのでしょうか?
1回500円で利用できるなら、「Aシートに乗って快適に過ごしたい」っていう人はいるはずです。
しかも1座席500円なので、大阪から京都まで乗っても500円。
大阪から姫路まで乗っても500円です!
Aシートの利用方法はとても簡単。
Aシートの利用方法
- 「Aシート」の車両に乗ります。
- 「Aシート」の車両で空いている席に座ります。
- 乗務員から現金や交通系ICカードで乗車整理券を購入します。
以上の3ステップだけです。
なので事前にとくに準備の必要は何もないので
「今日は酒も飲んだし、Aシートで帰るか」
とか
「むっちゃ眠いからAシートでゆったり座って寝ていこう」
という感じでその時の都合に合わせて利用することが可能なんです。
便利ですよね!
なので事前の予約や座席指定とかは必要ありません。
ただ逆に言うと、Aシートに確実に座りたいからと言っても、事前予約や座席指定をすることもできません。
ホームに入ってきた新快速のAシートの車両に乗り、「席が空いている場合」だけ利用できる座席です。
ちなみにAシートが設置される車両は新快速用223系1000番台の9号車の予定。
2019年春から1日あたり上下4本が運行される計画になっています。
まとめ
Aシートの快適性と座席指定や予約ができるのかどうか?について紹介しました。
リクライニングシートでゆったりとくつろいで座ることができるAシート。
電源コンセントも各座席についていて、無料WiFiも使えます。
1座席500円なので長距離を乗る場合はとてもお得ですね。
快適なAシートを一度試してみてはいかがでしょうか!