桐生祥秀さんの高校時代がどれだけスゴかったか知っていますか?
「日本最速男」の呼び声高い桐生祥秀さんですが、高校生の時にはすでに凄まじい記録を打ち立てています。
また、大学進学後もその勢いはとどまることを知らず。
そして、夢の9秒台についても気になります。
ということで今回は「桐生祥秀さんの高校時代や過去の成績」を中心にまとめていこうと思います!
では、いってみましょう!
桐生祥秀の高校時代は日本記録のオンパレード
まずは桐生祥秀さんの高校時代の成績についてまとめていきます!
今では日本を代表するアスリートとなった桐生祥秀さんですが、高校時代はどのような成績を残しているのでしょうか?

(引用:Instagram)
桐生祥秀さんの出身高校は、京都にある洛南高校です。
洛南高校は、シドニー五輪とアトランタ五輪で長距離選手として出場した高岡寿成さんやアテネ五輪で代表となった短距離走選手の山口有希さんなどの出身校でもあります。
つまり、桐生祥秀さんの出身高校は、陸上競技の名門ということです!
ちなみにバスケットボール部もかなりの強豪で、数多くのプロ選手を輩出しています。
そんな洛南高校の陸上部に所属していた桐生祥秀さんですが、高校時代に桐生祥秀さんが残した成績がすごいのです!

(引用:Instagram)
高校1年時にはすでに、頭角を現し始めていた桐生祥秀さん。
日本ユース選手権では、100mを10秒79で走り、3位に入賞します。
2年の5月には、同じく100m走で10秒27を記録し、自身のタイムを大きく更新。
さらにこのタイムは、ユース日本最高記録も更新する好成績となりました。
高校2年のインターハイは、腰のケガにより思うような結果が残せずに終わりましたが、以降の大会で、100m、200mのユース日本最高記録を更新しました。
そして迎えた高校3年。
織田記念の100m予選で、10秒01という驚異的なタイムをたたき出します!
これは、なんと日本歴代2位の成績で、日本国内で行われた競技会での日本人最高タイムでもあったのです!
この時点で、「夢の9秒台」まであとわずかという段階まで迫っていたのですね!

(引用:Instagram)
6月には、イギリス開催の英国グランプリに出場し、初の海外レースを経験。
こちらの大会では残念な結果となりましたが、彼にとって大きな経験となりました。
7月のインターハイでは、100mと200mで大会新記録を樹立し、1年前の雪辱を果たしました。
この年の8月に開催された世界選手権では、高校生代表として出場。
短距離個人種目では、史上初の快挙となりました。
このように、桐生祥秀さんは高校時代からマジでスゴかったのです!
特に、「日本新記録」や「大会新記録」など立て続けに記録を更新していく姿は、まるで漫画の主人公のようですよね?
桐生祥秀さんの高校時代は、新記録のオンパレードだったんですね!
桐生祥秀の東洋大学時代の成績もスゴい!
では、洛南高校を卒業した後の、桐生祥秀さんの成績はどうだったのでしょうか?
高校卒業後、桐生祥秀さんが進学したのは、東洋大学でした。

(引用:Instagram)
東洋大学は、スポーツの名門として知られ、特に箱根駅伝での活躍が印象的な大学です。
山の神・柏原竜二さんを擁して優勝を果たした平成29年大会は、今でも記憶に残っています。
そんなスポーツの名門・東洋大学に進学した桐生祥秀。
なぜ、東洋大学を選んだかというと、こちらの大学が日本代表の拠点である味の素ナショナルトレーニングセンターに近かったから。
少し意外な理由ですが、東洋大学に入学した桐生祥秀さんは、これまた素晴らしい成績を残していきます!
1年生の関東インカレ100m決勝では、いきなり10秒05を記録。
これは日本学生タイ記録となり、大学初タイトルをこの時期に獲得します!
この年に参加した世界ジュニア選手権では、100m種目で銅メダルを獲得。
そして、2年生になった桐生祥秀さんは、とんでもない記録を樹立します!
それは、2015年にテキサスで開催された競技会でのこと。
競技会内の100mに出場した桐生祥秀さんは、9秒87を記録。
こちらは追い風参考記録となりましたが、日本初の9秒台到達に国内中がわきました!

(引用:Instagram)
その後の2015年は、翌年のリオデジャネイロオリンピックへの出場権を獲得するなどの活躍を見せました。
3年生となった2016年には、リオデジャネイロオリンピックに出場。
男子100mに出場した桐生祥秀さんは、予選で10秒23を記録。
残念ながら準決勝進出ならずとなりましたが、手ごたえをつかんだ100mでもありました。
そして、なんといってもこのオリンピックでは、男子4×100mリレーでの桐生祥秀さんの活躍が光りました!
このリレーで三走を務めた桐生祥秀さんは、見事な走りを披露。
チームの銀メダル獲得に大きく貢献しました!
リオデジャネイロオリンピックでの銀メダル獲得は、多くの人が目にしていたと思います!
この活躍が、より桐生祥秀さんの存在を世の中に知らしめるきっかけとなりました!
大学生ラストイヤーの2017年には、世界陸上に出場。
桐生祥秀さんは4×100mで第三走を走り、チームは銅メダルを獲得しました。
そして、9月に行われた日本学生陸上競技対校選手権大会で、桐生祥秀は再び日本中を驚かせます!
100m決勝に出場した桐生祥秀さんは、9秒98を記録。
ついに日本人史上初の9秒台選手となったのです!
これは、多くの人の夢と希望をかなえた瞬間だったと思います。
桐生祥秀さんは、大学時代から誰もが認めるスーパースターでした!
桐生祥秀の小学校・中学校時代はどうだったのか?
高校・大学と輝かしい成績を残してきた桐生祥秀さんですが、それより以前はどうだったのでしょうか?

(引用:Instagram)
桐生祥秀さんの小学校・中学校時代についてまとめてみました!
まず、小学校時代の桐生祥秀さんは、サッカーをしていました。
意外にも陸上競技はやっていなかったのですね。
そして、このサッカーでも才能を発揮していた桐生祥秀さん。
なんと地元・彦根市の選抜チームに選ばれるのです!
やはり、当時から運動神経は抜群だったようですね。
サッカーでも、足の速さを存分に発揮していたのでしょうか?
しかし、サッカーをやっていた時代のポジションはキーパー。
あまり、走力を活かせないポジションをやっていたようですね笑
その後、中学校へ進学した桐生祥秀さんは、ついに陸上を始めます!
3年生の時に出場した全日中では、200m決勝で中学歴代6位となる好成績を記録!
残念ながら順位は2位でしたが、ポテンシャルの高さを証明しました。
桐生祥秀さんは中学時代から陸上選手として素晴らしい成績を残していましたが、その一方で、ケガにも悩まされていたとありました。
まだ、あまり体ができていなかったようですね。
とはいえ、のちの高校時代では数々の記録を樹立していくわけですから、中学時代に学んだことは大きかったのでしょう。
桐生祥秀が日本生命に所属している理由は?
現在、桐生祥秀さんは日本生命に所属しています!
なんでも、この所属先が話題になっているとか?

(引用:Instagram)
というのも、この日本生命は、陸上部がないのです!
日本生命といえば、野球部が強豪として有名ですが、意外にも陸上部はありません。
では、なぜ桐生祥秀さんは陸上部のない日本生命への所属を決めたのでしょうか?
この話題について重要になるのは、桐生祥秀さんと日本生命の関係性です。
通常、社会人のスポーツ選手は、社員として所属企業と雇用契約を結んでいます。
ところが、桐生祥秀さんは日本生命の社員として所属しているわけではありません。
桐生祥秀さんが日本生命と結んでいるのは、スポンサー契約なのです!
そして、日本生命は、桐生祥秀に対して海外遠征費や強化費などの全面支援を発表しています。
気になるのはその練習場所ですが、桐生祥秀さんは、東京五輪までの期間、これまで通り東洋大学を練習拠点とする意思を明らかにしています。
つまり、桐生祥秀さんは日本生命の陸上部員として活動するわけではなく、日本生命所属のプロ選手になったということです。
桐生祥秀さんは
「陸上選手になりたい子供に夢を与える仕事がしたい」
とコメントしているので、あえて前例のない道を選んだのかもしれませんね!
これからも桐生祥秀さんには、日本生命と日本代表の看板を背負って、闘ってもらいたいと思います!
桐生祥秀のプロフィール
最後に桐生祥秀さんのプロフィールについてまとめていきます!

(引用:Instagram)
名前:桐生祥秀(きりゅう よしひで)
生年月日:1995年12月15日
出身:滋賀県彦根市
身長:176㎝
体重:70㎏
所属:日本生命
高校・大学:洛南高校・東洋大学法学部企業法学科
種目:短距離走
まとめ
桐生祥秀さんの高校時代やこれまでの成績についてまとめてきました!
桐生祥秀さんは、これまでの人生ですでに輝かしい成績を残してきました。
特に高校時代と大学時代は、記録更新のオンパレードでしたね。
また、中学時代からもその片鱗は見せていたようで、当時から注目されていたのでしょうね。
小学校時代にサッカーをしていたのは、少し意外でしたが、そのころの経験もきっと活かされていると思います!
今後も、日本だけでなく世界を代表するような選手に成長してもらいたいですね!