兵庫県の猪名川町にある無料で予約の必要のなかったキャンプ場「大野アルプスランド」。
残念ながら2019年1月1日からいったん閉鎖することになりました。
予約の必要がなく、自然も豊富で夜は星がキレイに見えるスポットとしても人気の高かったキャンプ場。
大阪近郊からも距離が近いので、リピーターも多かった「大野アルプスランド」です。
そんな大人気の「大野アルプスランド」が当面閉鎖に。
理由はキャンプ場を利用する人たちの「ゴミの放置」。
かなり深刻な状態になっていました。
「大野アルプスランドが閉鎖になるって本当?」
「大野アルプスランドへのごみの放置が理由・・・」
「今後は有料化を検討しているらしい」
今まで無料で誰でも楽しめた大野アルプスランドが閉鎖されてしまうなんて、とても残念ですね。
そこで今回は「大野アルプスランドが閉鎖した理由と今後は有料化を検討でいつ再開するのか?」についてお伝えします。
この記事を読むことによって、大野アルプスランドの状況についてくわしく知ることができますよ。
それでは行ってみましょう。
大野アルプスランドが閉鎖した理由
大野アルプスランドは残念ながら2019年1月1日をもって閉鎖です。
利用客のマナーがあまりにも悪く、ゴミの放置が問題になっていたからです。
大野アルプスランドは兵庫県の大野山にあるキャンプ場。
誰でも自由に自然と触れ合うことができるキャンプでした。
予約の必要もありませんし、料金も無料なので、とても開放的なキャンプ場として人気のスポットだったんです。
ただ施設の利用が無料なので、ごみ捨て場は設置しておらず、ゴミは利用者がすべて持ち帰る前提となっています。
ところが残念なことにキャンプ場にそのままゴミを捨てて帰る人が多く、ゴミの放置が問題になっていました。
こちらが問題となった大野アルプスランドのゴミの放置の状況です。

(引用:猪名川町役場HP)
こんな状況になってしまったので、さすがに管理する猪名川町もガマンの限界。
一時期、「ゴミは自分で持ち帰るように」と立て看板を立てて周知しましたが、効果がなくゴミを捨てる人が後を絶ちませんでした。
また大野アルプスランドのマナー違反はゴミだけでなく、芝生の上で直接キャンプファイヤーを焚いたり、まきのために木の枝を折ったり。。。
自然を皆に楽しんでもらうために無料で開放していたはずが、自然を壊す結果になってしまいました。
結局このような状況になってしまったので、地元の森林組合との話し合いで、大野アルプスランドを閉鎖することになったのです。
利用者によるマナー違反が、結局利用者に跳ね返ってきてしまいました。
大野アルプスランドは今後は有料化を検討でいつ再開?
大野アルプスランドはこれにて一旦閉鎖となります。
そして今後は有料化を含めて利用方法を検討する方向です。
猪名川町の産業観光課はつぎのようにコメント。
「皆さんに自然を楽しんでもらうのが一番なので閉鎖は残念。今後のあり方をゼロから考えたい」
やはり無料で開放することによって、マナー違反が発生してしまったので、今後は有料化する線が濃厚ですね。
気になる再開のめどですが、いまのところ正式な発表はまだありません。
有料化することによって、様々な準備が必要になりますし、管理するための人員も配置する必要があります。
自然を守るための仕組みが整備されてから、有料キャンプ場として復活するのでしょう。
まとめ
大野アルプスランドが閉鎖した理由と今後は有料化を検討でいつ再開するのか?についてお伝えしました。
せっかく無料で開放されていたキャンプ場ですが、残念な結果になってしまいました。
皮肉な話で利用者によって、みずからの手でキャンプ場を閉鎖に追い込んでしまいましたね。
また大野アルプスランドが有料キャンプ場として楽しめる日が楽しみですね。