WBAミドル級タイトル戦が20日(日本時間21日)に、米ネバダ州ラスベガスで開催されました。
ロンドン五輪金メダリストの村田諒太選手(32)はミドル級王者として、3位のロブ・ブラント選手(28)と対戦。
その結果、村田諒太選手は残念ながら判定負けで敗れてしまい、2度目の王座防衛にはなりませんでした。
これで村田諒太選手は14勝(11KO)2敗。
残念な敗北となってしまいました。
ところで今回対戦したロブ・ブラント選手は、やっぱり強いんでしょうか?
村田諒太選手との試合では、ロブ・ブラント選手の多彩な連打が決まって、終始自分のペースで試合展開を進めていました。
最終的に3-0の判定勝利だったので完全にロブ・ブラント選手の強さが目立った試合です。
やっぱりロブ・ブラント選手の過去の戦績や強さが気になりますよね。
「ロブ・ブラントはやっぱり本当に強いんだろうか」
「ロブ・ブラントの戦績はどうなんだ?」
そんな疑問の声が出ているようです。
たしかに今回村田諒太選手を倒しましたけど、ランキング的には格下の相手。
村田諒太選手は1位ですが、ロブ・ブラント選手は3位。
今回のロブ・ブラント選手の勝利はたまたまなんでしょうか?
そこで今回は「ロブ・ブラント選手の強さと戦績やランキング」について紹介します。
過去のダウンやKOの実績についてもお伝えしますね。
この記事を読むことで、ロブ・ブラント選手の強さがどれぐらいなんのかがわかりますよ!
それでは行ってみましょう!
ロブ・ブラントの強さや戦績、ランキング、KO勝ち
ロブ・ブラント選手の強さについて紹介していきたいと思います。
ロブ・ブラント選手は1990年10月2日生まれの(28歳)。
本名はロバート・ブラントで、通称はブラボー。
米国籍のオーソドックスタイプのボクサーです。
プロボクシング戦績は25戦24勝1敗(16KO)。
KO率は64%。
2012年6月16日のデビュー以降、1度しか負けがない選手。
いままで獲得したタイトルはつぎの通り。
- 2009年度全米選手権ライトヘビー級優勝(アマチュア)
- 2010年度ナショナルゴールデングローブライトヘビー級優勝(アマチュア)
- WBC米国ミドル級王座
- NABA北米ミドル級王座
WBC米国ミドル級王座とNABA北米ミドル級王座を獲得していますが、世界タイトルはまだありません。
ちなみにこれまで16回のKO勝ちをしていますが、その内訳を見てみましょう。
- 1R・・・8回
- 2R・・・3回
- 3R・・・4回
- 4R・・・1回
といった感じで、いずれも早いラウンドでのKO勝ちが多い選手です。
それだけパンチ力が強烈なんでしょう。
試合序盤で強烈なパンチを浴びせて、相手をKOに持ち込むというのがロブ・ブラント選手の勝ちパターンのようです。
ロブ・ブラントのダウン経験は?
パンチ力が強烈で攻撃力の高いロブ・ブラント選手ですが、いままでにダウン経験はあるのでしょうか?
結論からいうと、プロデビューしてからいままでに一度もダウン経験がありません。
かなり打たれ強い選手ですね。
過去に1敗していますが、これは判定負けによるものでダウンもしていませんし、KO負けもしていません。
ちなみにこの1敗は、昨年のWBSSスーパーミドル級に参戦して、準々決勝でWBO世界ライトヘビー級王者ユルゲン・ブリーマー選手に判定負けした試合です。
おそらく階級を上げてしまったことが敗因ではないでしょうか。
と言ってもこの唯一の敗戦でもKOされていませんので、本当に打たれ強いタフな選手です。
ロブ・ブラント選手は打たれ強いうえに、自分から攻撃を仕掛けるハードパンチャー。
スピードと手数の多さで相手を早い段階でKOに沈めてきました。
戦績を見ても1敗しかしていないうえにKO率は64%。
かなり強い選手であることは間違いありませんね。
この強烈な一発を見てください。
まとめ
ロブ・ブラント選手の強さと戦績やランキングについて紹介しました。
過去のダウンやKOの実績についてもお伝えしました。
戦績を見るとかなり強い選手だということがわかりますね。
村田諒太選手は残念な結果になりましたが、ロブ・ブラント選手の強さも本物だったということでしょう。
ロブ・ブラント選手の今後の活躍に目が離せません。