2019年のニューイヤー駅伝(1月1日)で復活を狙う日清食品グループ。
エースでありチームの柱となる佐藤悠基選手は、レース最長区間の第4区に出場。
スケジュール的に3月に行われる東京マラソンで、2時間6分台を視野に入れながら調整を行っているという佐藤悠基選手。
やはりニューイヤー駅伝でも最長区間を走ります。
いままで数々の成績と実績を残してきた佐藤悠基選手ですが、じつはシューズを最近ミズノからナイキに変更したんです。
そのナイキのシューズは「ナイキ ズーム ヴェイパーフライ 4% フライニット(VF4%)」。
いわゆるいま流行りの厚底シューズです。
「佐藤悠基選手が履いているシューズはナイキらしい」
「佐藤悠基選手が履いている厚底のVF4%ってどんなシューズ?」
「佐藤悠基選手はなんでミズノからっ履き替えたんだろう?」
そうですよね!
佐藤悠基選手がナイキの厚底シューズに履き替えたことが気になりますよね!
そこで今回はを「佐藤悠基選手がシューズをナイキのVF4%にミズノから履き替えた理由」についてお伝えします。
この記事を読むことによって、佐藤悠基選手が履いているナイキのシューズについてくわしく知ることができますよ!
それでは行ってみましょう!
佐藤悠基選手のシューズはナイキの厚底VF4%!
佐藤悠基選手が現在レースで履いているシューズはナイキのずばり!「ナイキ ズーム ヴェイパーフライ 4% フライニット」。
ナイキの厚底シューズとしてアスリートの間では有名なシューズです。
「ズーム ヴェイパーフライ 4% フライニット」を略して「VF4%」と言われることも多いですね。
このヴェイパーフライ4%ですが、何が他のシューズと違うのかというと・・・
マラソンシューズでは一昔前ではありえなかった厚底なんです!
その見た目からでも「厚底」であるのがよくわかります。
以前のマラソン選手をはじめとした長距離ランナーの間では、底の薄いシューズを履いて走るのが常識でした。
ところがこのヴェイパーフライ4%は、マラソンシューズにしてはかなりの厚底です。
けっこうごっついですね!
ナイキの公式サイトを見てみると、ヴェイパーフライ4%の厚底に関する秘密が書かれています。
この厚底のソールが足を前に押し出す推進力を生み出して、驚異的なパワーが生じるのです。
そして足が地面に着地した後に反動で受ける地面からの反発パワーが、厚底のおかげでMAXになる仕組み。
地面から受ける反発力を最高のエネルギーに変えてしまうのが、ヴェイパーフライ4%なんですね。
さらに大きなポイントは、厚底でありながらもシューズ自体はかなり軽量に作られているということ。
なので驚異的なクッション力を保ちながら、抜群の履き心地を実現しているシューズなのです。
この「厚底」+「軽量」を実現したことによって、マラソンランナーが選ぶシューズの常識を変えてしまいました。
これはナイキが開発した「ナイキ ズーム ヴェイパーフライ 4% フライニット」が注目される理由です。
ちなみに「ヴェイパーフライ 4%」の「4%」には意味があります。
それは「すべてのランナーのランニング効率を平均4%向上させる」という意味です。
ナイキのテクノロジーが詰まったスゴいシューズですね!
佐藤悠基がミズノから履き替えた理由
佐藤悠基選手は、もともとはミズノとシューズの契約をしていました。
ミズノは契約している選手に対して、一人一人オーダーメイドでシューズを作成しています。
もちろん佐藤悠基選手のシューズについても、精密に足の寸法や特徴を測定してカスタマイズして作りこみました。
佐藤悠基選手は以前ミズノのシューズを愛用し、Twitterにもつぎのように投稿しています。
[日清食品グループ 佐藤 悠基選手]
2018年もミズノのシューズと共に最高のゴールを目指して走ります!!#日清食品グループ #ミズノ #Mizuno #駅伝 #powertoperform pic.twitter.com/jWv6tqgp6q— ミズノ陸上/ミズノトラッククラブ (@MIZUNO_RIKUJO) 2017年12月31日
ただやはりナイキの厚底シューズを履いた選手が著しくタイムを縮めているので、佐藤悠基選手もナイキの厚底シューズに転向してしまったのでしょう。
とくに佐藤悠基選手に大きな影響を与えたのは大迫傑選手の存在です。
シカゴ・フルマラソンで2時間5分50秒の日本新記録をマークした大迫傑選手です。
大迫傑選手は佐藤悠基選手と同じ佐久長聖高校の出身選手。
佐藤悠基選手の方が先輩にあたります。
あの大迫傑選手がじつはナイキの厚底シューズ「ヴェイパーフライ 4%」を履いているんです。
もちろんフルマラソン日本新記録を出したときに履いていたシューズも「ヴェイパーフライ 4%」。
しかも驚くことに、大迫傑選手が日本記録を出したときのシカゴ・マラソンでは、上位に入賞した選手のほとんどがナイキの厚底でした。
たしかに選手の実力もありますが、ここまであからさまにナイキの厚底シューズが優勢だと、やはり佐藤悠基選手がミズノから乗り換えてしまうのも無理はないですね。
またさらにリオデジャネイロオリンピックの女子トライアスロン優勝者のグエン・ジョーゲンセン選手もナイキの厚底シューズ。
もともとはアシックスを履いていましたが、「ヴェイパーフライ 4%」に履き替えて優勝しています。
同様に日本郵政の鈴木亜由子選手も、アシックスから「ヴェイパーフライ 4%」に乗り換えて北海道マラソンで優勝。
ナイキの厚底シューズを履いた選手がここまで結果を出すと、やはり偶然とは言えなくなってきます。
それだけ選手の走りを引き立てるスーパーシューズなんでしょうね。
またナイキの厚底シューズのメリットは走りのパワーが上がるだけでなく、「走った後の疲労感が少ない」のも特徴です。
実際に「ヴェイパーフライ 4%」を履いてレースに出た選手は「レースを走った後の疲労感がとても少ない」と話しています。
フルマラソンを走るアスリートにとって疲労感が少ないというのはとても大切なポイントですね。
とくにマラソンの後半での疲れ方がかなり違うという話です。
こういったことをトータルして、佐藤悠基選手はナイキの厚底「ヴェイパーフライ 4%」を選択したのでしょう。
まとめ
佐藤悠基選手がシューズをナイキの「ヴェイパーフライ 4%」にミズノから履き替えた理由についてお伝えしました。
今までの常識を変えてしまったナイキの厚底「ヴェイパーフライ 4%」。
佐藤悠基選手も時代の流れに乗って、厚底シューズで勝負に出ました。
佐藤悠基選手の今後のますますの活躍を応援したいと思います!