世界が注目した全米オープンの女子シングルス決勝。
大坂なおみ(20)の日本人による四大大会初制覇のニュースが話題になる中、それ以上に決勝で敗退したセリーナ・ウィリアムズ(36)の方が注目を集めています。
その原因は、セリーナによる審判への抗議があまりにもひどかったこと。
「審判に“私に謝れ!”ってヒドくないか?」
「審判に“この盗人”ってスゴい抗議だな・・・」
「ラケットたたき壊してはダメでしょ!」
っていう声がSNSを中心に広がっています。
けっこうキツいですね。。。
あれだけ試合中に暴言を連発されると、大坂なおみのプレーにも影響が出てペースを乱されてしまいますよね。
観客もセリーナの味方一色で、会場は異様な雰囲気でした。
今回はそんなセリーナ選手の審判への抗議と、暴言、コーチによる助言、ラケットの破壊の結果、罰金になってしまったことをお伝えします。
セリーナの審判への抗議がひどすぎる!
セリーナが鬼の形相で主審に怒鳴り散らして抗議している様子が全世界に放映されました。
最初のきっかけは、第2セットの第2ゲームのときでした。
コーチから指導を受けたことで、セリーナは「コーチング」の違反で1つ目の警告をもらいました。
続く第5ゲームでは、セリーナのサービスゲームが奪われると、感情的になったセリーナはラケットを地面にたたきつけて壊してしまうシーン。
主審から「ラケットの乱用」で2度目の警告。
さらにとどめは警告を出した主審に対して「この盗人!」と暴言を吐いてしまい、3度目の警告。
3度目の警告をもらったセリーナは、規則で自動的に1ゲームを失ってしまったのです。
セリーナは執拗に審判に抗議し続けた事でペナルティーを課せられ、納得行かず審判に詰め寄り謝罪を求めるが、怒りが収まらず副審達にも訴え続ける。
試合会場はセリーナを応援する大多数のファンからの声援とブーイングの嵐で、大坂なおみちゃんにとっては精神を集中し続けるのは最悪の状況だった… pic.twitter.com/NsS5R9iXcY— MHB@US生活全然慣れる気がしない (@COOLMHB) September 9, 2018
この展開に会場の2万人のファンは騒然として主審に大ブーイング。
セリーナは涙で、審判に訴える場面も。
鬼の形相で人さし指を主審につきたてて、何度も「わたしから得点を奪った。わたしに謝れ」とまくし立てたセリーナ。
ルールや規則を無視したセリーナの抗議の発言や行動に「ヒドい!」という意見がSNSにたくさん出てしまいました。
セリーナによる暴言、助言、破壊で罰金!
このセリーナによる暴言、コーチによる助言、ラケットの破壊によって、セリーナは試合後に罰金を命じられています。
その金額は、ズバリ187万円!
全米オープンの主催者はセリーナに対して1万7,000ドルの罰金を科したのです。
罰金の内訳は
- 主審への暴言が1万ドル
- コーチからの助言が4,000ドル
- ラケットの破壊行為3,000ドル
合計で1万7,000ドル。
この罰金は、セリーナの準優勝の賞金である185万ドル(約2億350万円)から引かれます。
賞金から比べると金額は大したことは無いですが、この問題は金額以上に後味が悪いですね。
まとめ
セリーナの審判へのとんでもない抗議についてお伝えしまた。
また暴言やコーチのよる助言、ラケットの破壊による罰金も今回の話題ですね。
試合終了後は、セリーナによる抗議や観客からの大ブーイングで騒然とした雰囲気で終了しましたが、一夜明けて米国のメディアはセリーナの抗議に批判的です。
主審に対する抗議や、それに乗ってブーイングしていた観客を酷評。
「全米テニスが大坂選手にしたことは恥ずべきことだ」と批判する内容の記事が全米に報道されました。
さらに「ウィリアムズの自己崩壊」や「謝罪を受けるに値するのは大坂だ」と伝えています。
米国の各メディアはセリーナに対して非常に批判的な記事が目立ちました。
今回はセリーナの報道が目立ってしまいましたが、大坂なおみ選手の優勝は歴史的勝利ですので、今後の大坂なおみの活躍を見守っていきましょう。