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台風後の塩害対策!車を塩害によるサビから守る方法!

台風が日本列島に上陸して豪風雨に巻き込まれると、様々な災害のリスクがあります。

川の氾濫や家屋の倒壊など非常に危険を伴う自然災害が起きることがありますね。

 

そんな台風災害なのですが、台風が過ぎ去った後にじわじわとやってくる災害があります。

それが「塩害」です。

 

2018年9月に日本列島を襲った台風24号は、非常に大型で猛烈な暴風雨による被害を各地に残しました。

そして台風が過ぎ去って2~3日経過後のこと。

首都圏の電車がつぎつぎと「塩害」で運行を休止したのです。

 

台風の影響は雨や風による被害だけでなく、強い風に乗ってやってきた海水による「塩害」もあったんですね。

 

「塩害なんて考えたこともなかった」

「塩害で電車が止まるなんて怖い話だ」

「塩害から車とかを守るにはどうしたらいいの?」

という声が台風24号の後にTwitterなどで上がっていました。

 

そこで今回は「台風による塩害がどういうものか?」また「塩害によるサビから車を守るにはどうしたらよいのか」について紹介します。

 

この記事を読んで、「塩害対策」をバッチリしてくださいね!

 

それでは行ってみましょう!

 

 

台風後の具体的な塩害とは?

塩害が起きるのは、通常は主に海沿いの地域ですが、台風による暴風雨によって内陸部の地域にも被害を及ぼすことがあります。

 

2018年9月に首都圏に直撃した台風24号が過ぎ去った後に、首都圏の各地で塩害が発生しました。

 

京成電鉄は、強風に乗って吹き荒れた海水が電線に吹き付けられ、海水が原因で電線がショート。

運行がストップ。

 

台風の塩害で京成線ストップ

 

千葉県内のJR外房線でも、送電設備から火花が出ているのを発見し、一時運転見合わせ。

 

同様に千葉県のや東武野田線でも送電線から火花が出て、運転休止。

 

さらにJR千葉駅でも早朝に電車のパンタグラフから火花が発生。

外房線などで運休。

 

これらはすべて台風24号強風によって運ばれた海水による「塩害」によるものと言われています。

 

こういった塩害の原因は、電線のショートによって起きます。

塩水は電気を通しやすいため、電線にある本来電気を通さない絶縁体に付着すると、通電してしまってショートを起こしてしまうわけです。

 

台風の塩害3

 

電線がショートしてしまうということは、電線が加熱され火花が散ったり、場合によっては出火してしまうこともあります。

 

参考までにこちらは台風24号による全国の塩害です。

 

台風の塩害1

(引用:ウェザーニュース)

 

かなり広範囲にわたって塩害が発生しているのがわかりますね。

 

こういった塩害は電車への影響だけでなく、農作物にもダメージを与えています。

畑に海水がしみ込んでしまったり、葉に海水がさらされて傷んでしまうようです。

 

台風の塩害2

 

車を塩害から守る方法

それはこのような塩害から、あなたの愛車を守るにはどのようにしたらよいでしょうか?

台風による暴風雨にさらされた車は、海水から運ばれた塩水を思いっきりかぶっている可能性があります。

 

その場合に車のそのまま放置しておくと、いつの間にか車のボディやパーツがサビてしまいます。

なので台風が過ぎ去った後は、なるべく速やかに真水で車に付着した塩分を洗い流すことが肝心ですね。

 

「まず気を付けたいのは車の足回りや下回り。特にホイールと車軸を結んでいる箇所(ホイールハブ)のボルトは腐食しやすく、放っておくとタイヤが外れる恐れがあるのです。」

とオートバックスの担当者は言っています。

 

台風の塩害4

 

そもそも車を塩害から守る方法としてボディコーティングがありますが、それだけ費用が掛かってしまいます。

お金に余裕のある方はボディコーティングをするのが一番ですが、洗車でも十分塩害から車を守ることは可能です。

 

まず洗車で一番手っ取り早いのは、洗車機。

セルフサービスの洗車機なら、かなり安い値段で車に付着した塩分を洗い流すことができます。

多少お金はかかりますが、安いところでは500円程度で洗車できます。

 

数百円であなたの愛車が守れるならば安いものですね。

 

また自宅で車を洗い流すならば、ボディを水洗いするだけでなく、タイヤの裏側を念入りに洗浄することがポイントです。

さらにボディに傷がある場合は、その傷の部分からサビてくることが多いので、しっかりと洗ってください。

 

ワイパーを止めているネジの部分もよく洗い流すことが大切です。

 

ふだんの洗車と違うところは、汚れを落とすのではなく、ボディに付着した塩分を落とすので、なかなか目につきにくいところもしっかりと洗い流しましょう。

 

 

まとめ

今回は「台風による塩害がどういうものなのか?」をお伝えしました。

また塩害によるサビから車を守るにはどうしたらよいのか?についても紹介しました。

塩害はなかなか目には見えにくいので、どうしても対策が後回しになりがちですが、台風が過ぎ去って忘れた頃に被害が発生します。

 

電線のショートによって電車が止まってしまったように、数日後に発生するケースも多いです。

また車の場合は、電気系統のショートではなく、パーツのサビによる腐食がじわじわと進んでいきます。

なので忘れた頃に被害が発生するという事態も考えられます。

あなたの大切な車を塩害から守るために、台風の後にはしっかりと洗車をする方がよいですね。

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