10月27日に米バスケットボール協会NBA公式戦のデビューを果たした渡辺雄太選手(24)。
先日契約を交わしたNBAチーム「メンフィス・グリズリーズ」対「サンズ」との公式戦です。
「グリズリーズ」の本拠地であるテネシー州のメンフィスで行われました。
日本人としてNBA公式戦に出場したのは、2004年にサンズに4試合出場した田臥勇太選手以来の2人目!
14年ぶりのことです。
渡辺雄太選手はこのデビュー戦で第4クオーターの途中から出場。
フリースロー2本を決めて2得点ゲット!
さらに2リバウンドを記録して、チームの勝利に貢献しました。
渡辺雄太選手は、グリズリーズ傘下のチームでのプレーを前提としながらもNBAにも出場可能な「ツーウェー契約」を締結。
(「ツーウェー契約」とは、NBAの下部リーグ(Gリーグ)のチームに所属しながら45日間までNBAに登録できる契約)
今シーズンの開幕5戦目で初出場を果たしました。
日本人では14年ぶりのNBA公式戦デビューを果たした渡辺雄太選手。
素晴らしいですね!
そこで気になるのが渡辺雄太選手の両親や兄弟のこと。
ここまでバスケットボール選手として活躍するということは、両親や兄弟もバスケットボールをやっているんでしょうか?
「渡辺雄太選手の父親や母親もバスケットボールやってたの?」
「渡辺雄太選手の姉さんがバスケットボール選手らしいよ」
「渡辺雄太選手の高校や大学はどこなんだろう?」
というような興味が出てきます。
そうですよね!
たしかにここまでバスケットボール選手として活躍するからには、親の影響や兄弟の影響があるはずですよね。
そこで今回は「渡辺雄太選手の父親・母親・姉もバスケ選手だった」っていうことについて紹介します!
また渡辺雄太選手の高校・大学についてもお伝えしますね。
この記事を読んで、渡辺雄太選手のバスケットボール選手としての成功の秘訣に迫ってしまいましょう!
それでは行ってみましょう!
渡辺雄太選手の父親・母親・姉もバスケ選手
まず最初に渡辺雄太選手の簡単なプロフィールを紹介します。
渡邊雄太(わたなべゆうた)
- 1994年10月13日生まれの24歳
- 香川県木田郡三木町生まれ
- 身長 206cm、体重 89kg
身長が206cmって、かなり日本人離れした身長ですね。
そして・・・
やっぱりというか・・・両親である父親も母親もやっぱり身長が高いんです!
まず渡辺雄太選手の父親である渡辺英幸さん。
渡辺英幸さんは身長190cm!
「熊谷組ブルーインズ」に所属していた元プロバスケットボール選手。
渡辺雄太選手が中学時代には、家の近所にバスケットボールのゴールを設置。
そこで毎日「ゴール千本」が決まるまでシュートの練習をさせられました。
千本決まるまで、日によっては4時間もかかったことも。
まさに千本ノックのノリですね。
まるでバスケットボール界の星飛雄馬。
渡辺雄太選手のバスケットボールは、完全に父親仕込みだったんですね。
またさらに渡辺雄太選手の母親も元プロバスケットボール選手だったんです!
母親は渡辺久美さんといって、「シャンソン化粧品」に所属していた元プロバスケットボール選手。
身長はなんと177cm!
母親は渡辺久美さんは、バスケットボールの日本代表選手でもあり、1983年に開催された世界選手権にも出場しています。
また1985年~1986年のシーズンには、MVPにも輝くほどのトップレベルの選手!
つまり渡辺雄太選手の両親は、父親も母親も「元プロバスケットボール選手」。
渡辺雄太選手はまさに両親の遺伝を受け継いだスーパーバスケットボール選手だったんです。
父190cmと母177cm
→ 息子は身長206cm
なるべくしてなった結果ですね。
渡辺雄太選手は母親の久美さんが指導するチームに幼稚園の頃から参加。
幼児期からバスケットボールが生活の一部だったんでしょうね。
そんな渡辺雄太選手は小さいころから「将来はNBA選手になりたい」という夢を口にしていました。
渡辺雄太選手の夢を叶えるために、両親はバスケットボールができる環境を整えていたのでしょう。
ここまで渡辺雄太選手と両親の関係を紹介しましたが、じつは渡辺雄太選手にはお姉さんがいます。
そして驚くことに、お姉さんもバスケットボール選手だったんです!
渡辺雄太選手のお姉さんは夕貴さん。
夕貴さんもバスケットボール選手として活躍し、高校時代は全国で活躍。
2011年から実業団チーム「アイシン・エィ・ダブリュ ウィングス」に所属していました。
2014年には現役を引退しましたが、バリバリのバスケットボール選手でした。
一家そろってバスケットボール家族だったんですね!
渡辺雄太選手の高校・大学はどこ?
渡辺雄太選手の高校は、香川県善通寺市にある尽誠学園高等学校です。
尽誠学園高等学校はスポーツがさかんな学校で、バスケットボール部、ソフトテニス部、卓球部、陸上部などが全国大会に出場しています。
また野球部もプロ選手を何人も輩出しているほどの名門学校。
そこで渡辺雄太選手は高校時代に全国大会に出場し、ベスト5まで勝ち進みました。
そして渡辺雄太選手は尽誠学園高等学校を卒業し、アメリカへ留学する決断をします。
留学先は「ジョージ・ワシントン大学」。
NCAA1部(全米大学体育協会)の大学です。
アメリカへの留学にはいろいろと反対意見もありましたが、NBAでポレーした経験のある田臥勇太選手の後押しがあり、アメリカ留学を決断しました。
結果的に日本人2人目のNBA選手となれたので、本当に留学した甲斐がありましたね。
渡辺雄太選手は「ジョージ・ワシントン大学」へ入学後、1年目から活躍します。
1年目は35試合に出場して「平均7.4得点、3.5リバウンド」を記録。
「ワシントン・ポスト、ニューヨーク・タイムズ」で特集記事が組まれるほどの注目を浴びました。
また大学2年生からは主力選手となってチームを引っ張っていく存在に。
2年目は38試合に出場して「8.4得点、4.0リバウンド、1.4アシスト、1.1ブロック」を記録。
さらにその後も主力選手として活躍し、ジョージ・ワシントン大学では初めてのA10カンファレンスの
「ディフェンシブ・プレイヤー・オブ・ザ・イヤー」
を受賞!
しかも2年連続で受賞!!
こういった輝かしい実績がもとで、今回の「メンフィス・グリズリーズ」との「ツーウェー契約」が締結されたんですね。
渡辺雄太選手が高校3年生ときの話。
父親の英幸さんの携帯電話に一本の電話がありました。
元NBA選手の田臥勇太選手からの着信でした。
その内容は「彼は絶対に米国に行くべきだ」という渡辺雄太選手の背中を押す話。
そのときの田臥勇太選手の後押しが、いまの渡辺雄太選手のNBAへの道をより確実なものにしたかもしれません。
まとめ
「渡辺雄太選手の父親・母親・姉もバスケ選手だった」というお話を紹介しました。
また渡辺雄太選手の高校・大学についてもお伝えしました。
やはりNBA選手として活躍するぐらいですから、しっかりと両親の遺伝を受け継いでいたのですね。
父親・母親、そしてお姉さんまでバスケットボール選手だったなんて、この上ない環境です。
日本人として2人目のNBAデビューの渡辺雄太選手。
今後のますますの活躍を応援していきたいと思います!